もったいない?

起業家のタマゴのつぶやき

人生の道を切り替える時はいつだって
「もったいない」って言われがちです。

実際、私も、
物理学者のヒヨコを辞めたときも、
一部上場企業を辞めたときも、
その後も数限りなく、言われ続けてきました。

でも、

「終わらせないと始まらない」

……のではないでしょうか?

そして、終わらせても
本当は終わらないのだと思うのです。

逆に、終わらせたからこそ、
始まるのだと思うのです。

私は、物理学者も、システムエンジニアも
カメラマンも辞めたけど、

研究者の世界にいた時の
仮説を立てて実験した結果を基に、
新しい仮説を立てて進めていくスタイルや

システムエンジニアだった時の
世の中に存在しない新しいものだって
「自分でイチから考えずに」
世の中にある便利なモノを活用して
形にしていくやり方、

カメラマンをしていた時の
モデルさんや商品を
最も魅力的に見せるための光のあて方、
どこを切り取るかの見極め方は、

私の中に残っています。

それらは、
一度 身につけてしまえば、
決して失われることはないし、
誰にも奪えないもので、

そういった経験とスキルが
ブレンドされるから、
代替不可能な唯一の存在として
生きていられるのだと思うのです。

でも、それは誰だって同じ。

これからも私はきっと、数年周期で
新しいものを取り入れ、そして、
あっさりと離れていくと思います。

多分、それが私の生き方です。

「人生は想い出づくりのためにある」

世の中は知りたいこと、楽しいことで
溢れています。

広い世界を知らないまま人生が終わる方が
今の私にとっては「もったいない」です。

人生の主導権を持っているのは
自分自身。

どうか、ゴキゲンな人生を。
今までありがとうございました。

まみ


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