創造的破壊

そんなプロジェクトがありましたよね。
元は経済用語でしたっけ？

それはさておき。
そろそろ、6月も終わろうとしています。

この6月は、いろんなことがありました。

まず、納品直前にプリンタが壊れたし(マゼンダだけ色が出ない)、
iPhone も壊れて、電話帳以外のデータがなくなったし、
ついでだからって、パソコンをちょこっと改造したらトラブったし、
納品したシステムに不具合発生でヒヤリとしたし、
外注さんを見つけたとおもったら音信不通になったし、
ケンカ別れに近い状態だった人から不意に連絡がくるし、
ちっとも進められてない案件あるし(ごめん…)、
変化していった人間関係はあるし。

「何が起きても、それは人生を好転させるきっかけだ」
なんて言ってても、その時にはダメージを受けます。

それはそうだよね。
それまでの自分や身近なものが壊れるんだから。

なんでこうなる前に… って、いろいろと後悔するし、
迷惑をかけて申し訳ないことばかりだし、
そんな自分にがっかりだし、がっかりしてもいられないし、
回復させるのに時間を持っていかれるし。いろいろと痛いです。

でもね。

過ぎてしまえば、(まだ続くかもしれないけど)
「創造的破壊」だったとおもうのです。

すごくスッキリとしています。

ずっと抱えてた不安がどこかにいってました。
何を恐れていたんだろう、という気持ちになってます。

だから、これでよかった。
強がりじゃなくて、心の底からそうおもう。

ひとつひとつのことに、ハッとさせられた。
見えてなかったものに、少し気づけたし、
新しい考え方やモノの見方も、少し得られたし、
自分を縛っていたものを、少し解放できた。

全部少しずつなんだけど、
その「少し」の変化ってすごく大きくて、
ここしばらく、斜に構えて皮肉屋だったのが、
少しはかわいげが出てきそうな気配。

その昔、スミさんに言われた、
「透明な野心」って言葉をおもいだしました。
まさに今の私は「透明」で「ニュートラル」

何かがひとサイクル回ったんだとおもいます。