お客様、選んでる?!

起業家のタマゴのつぶやき

まおちゃん先生の動画を見て、
ふと前の仕事場のことをおもいだしました。

そこのボスの方針は、
「こっちのルールに従ってもらう」
「従わないなら、客じゃない」

ホントに容赦しなかったんです。
具体的な例を出すのが憚られるほど。

それは、業界では珍しいスタンスでした。

業界内では大抵「いちばん下」扱いで、
普通のアシスタントなんてホントに酷い扱いされてた。
それを変えたかったのもあったようです。
(ボスはクリエーターだったので、今おもえば自己重要感もあったかも)

「こっちは全力で価値のあるものを提供している」
「それをわかる人だけ使えばいい」

提示したルールを守ってもらうように、
お客様に徹底的にご案内し続けてきた。
スタッフにもその意識を浸透させてきた。

 ・ ・ ・

商品自体は、他にない独特な世界観を創り上げていたので、
毎月毎月レギュラーで押さえてくファンもいました。

でも、その対応に対しては、様々な方にいろいろと言われてました。

「それがなければ、もっと使いやすいのに」
「○○○○自体は、すごくいいんだけどね」

噂や評判に敏感なポジションにいたので、
もう少し柔軟に対応すれば… とおもってました。

成約を増やすために、進言したことも何度もありますが、

「そういうこと言うやつは使い方も酷い。だから、使ってもらわなくて結構」

ブレなかったです。
確かに、そういう方って 使い方が酷かったりするんですよね :-p

その代わり、いわゆる「いいお客さん」には優しかった。
特別扱いするし、多少のことは融通を利かせた。
彼らは配慮があったし、とても綺麗に使ってくれていた。

・ ・ ・
・ ・

経験を振り返っても、そうなんですよね。
お客様は選ばなきゃいけない。

売上を考えると、勇気がいります。
至上命題ですよね。スタートアップの起業家にとっては。

あと、スタートアップなら、
そもそも選んでいいのか、とか、
どんなお客様でも、経験を積んだ方がいいのではないか、とか、
いろいろおもいますしね。

混乱するのは、理解が甘いから。
日々、精進ですね。

まみ
http://odekakest.com
http://ideastocker.com


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