予算の4倍以上でも、喜んで支払う時

こんばんは☆
今日は、あまりにすごい販売員の方と出会いました。

スーツを買いにいったんですね。
彼が急場しのぎにとりあえず1着必要だということで、
にこやかに付いて行ったわけです。

よくある全国展開している紳士服チェーン店です。

そこで、結局
スーツ3着、ワイシャツ5枚、ネクタイ4本 を買って帰ってきました(^^;
(新入社員の入社準備ですか？！って勢い…)

当初急場しのぎのスーツ1着の予定だったのが、予算の4倍以上です。

それなのに、ちっとも押し付けられた感じはしない。
むしろ「おまけしてもらっちゃって悪かったね」なんて言いながら帰る。

しかも、その接客の過程でその方は、

(1)メルマガ会員に登録させ、
(2)倒産品の在庫処分をし、
(3)追加の補強加工まで契約させたのです。

あまりにあざやか☆

・確実な知識によるお客様への教育。

・お客様の状況に合わせた提案。ダメならすぐ引いて別のものを提案。

・決して無理強いはしないけど、
　選択させるのに必要な情報は、その前にすべて確実に渡している。

・響く言葉を見つけたら、それを随所でガンガン使う。

・買うという前に、いつのまにか買う前提で話を進めて、その次の話にいる。

・何気ない風に周辺のものを案内しておいて、
　その間に相乗効果が得られるものの提案準備。
　何となく見始めたところで、あらためてふさわしいものを提案。

今振り返ってみても、
ひとつひとつの動作が必然性を持って組み立てられていたとしか
考えられません。無駄なことが何もなかった。

私が世の中を知らないだけだと思いますが、本当にすごかったです！
私も自分のサービスをこういう形で勧められるようにしようと思ったのでした(^^)

2012年1月9日

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