コピーライティングよもやま話

起業家のタマゴのつぶやき

20150612105348

こう言っちゃなんですが、
コピーライティングは体力を使います。

頭が溶けるかとおもいます。いつも。
目は痛くなるし、軽く脱水症状を起こします。
(飲み物を飲むのも忘れて一気に書くから :-p )

でも、なぜ、それでもやるかと言ったら、
多分、この世の中で、私以上に、
この商品のコピーを書ける人はいない、と
どこかで確信してるから。

逆に、書けないな、とおもうときは、
本当に書けない。

なんらかの事情で怒っていて、
それでも書くときは、酷い出来(笑)

いや、笑ってる場合じゃないけど(-。-)

世の中には、
たくさんのコピーライターがいて、
たくさんのコピーを見てきました。

とある場所ですごく高く買われている
コピーライターの書いたコピーも
見たことがあるし、

その人が、普段、
書き慣れないジャンルのコピーを書いたのも
見たことがある。

私の見る目が確かかというと、
保証できるものではないけれど、

でも、
絶対的な商品知識って不可欠だなって。

出来上がったコピーを見て、
確かにうまくまとまってるけど、
そりゃないよ、って感じたことある。

その商品の本当の良さが出てなくって、
ありきたりの普通の商品になっちゃってるなって。

いや、ありきたりでも特定の層に売れるから、
いいと言えば、いいんだけど。

いや、間違いなくいいんだけど。
なんだろう、このモヤモヤ感。

多分、必要以上にクライアントに
入り込んでしまっているんだとおもう。



やっぱりさ、私は
コピーライティングだけっていうのは
多分、向いてない。

これは、スキルの問題じゃなくて、
(それは常に磨かないとだけどね)
志向とか性格なんだとおもう。

それが、その後、どう使われるか、結果、どうだったかもわからず、
(いや、頼めばフィードバックはもらえるけど、直接は見えない)

コンテンツ提供者の方に何かを確認したり、お願いするのに、
いちいち誰か経由でお伺いを立てるようなのは、
まどろっこしくて不自由。

きっちり決まった情報提供をもらえるのは、ありがたいけど、
そこから少しも変えることが許されないのも苦しい。窮屈。

私がコピーを書くような商品って、
ふわっとした情報しか出てこなくて、イラッとすることも多いし、
(いや、これは私の聞き方の問題もあるといえば、ある)

つくっている最中にも、くるくると中身や方針が変わるのに
「えっと、作っちゃってるんだけど・・・」と困惑もするし、

結果が出なかった時は、泣きたくなるけど、
(それ以上に、依頼主が泣きたいだろうけど :-p )

それでも、あーだこーだ言うのを聞き入れてもらえて、
一緒に何かを作り上げていけるのは、とても楽しい。

結果が出るのは、もっと楽しい。

コピーにこだわる、というよりも、
多分、売上にこだわっているのだとおもう。

そのために出来ることがあるなら、
別にコピーじゃなくて、全然いい。

そういう中でしか、多分、
仕事をできないとおもう。

わがままですか?

でも、案外、貴重ですよ(^_-)-☆

高度に専門化したこの時代では、
それって、別のスキルだったり、
知ってても、できなかったりするので。

まみ


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