私はきっと経営者には向かない
私のクライアントさんのメインは、
小さな会社の社長さんです。
そして、だからこそ
ふとした時におもうんです。
私では、本当の意味で、
気持ちを理解できない、と。
みなさま、リスクを取って
ビジネスをしているわけです。
借り入れに設備投資、その他諸々。
私もフリーランスだし、
なんの保証もないから、
リスクがあると言えば、
もちろん、ある。
先行投資で仕事に必要な
ソフトやツールを買ったり、
セミナーで学んだり、
頼れる外注さんを見つけたり、
それくらいはやる。
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でも、その程度。
多額の借り入れが必要かと言えば、
決してそんなことはないし、
仕事ありきで、仕事をしているわけです。
でも、それでも、
私が対象とするお客さんが
社長さんである以上、
社長さんの気持ちがわからないと、
本当の意味で役に立てない。
、、、なーんて考えて、
だから、あるとき、
自分でもビジネスをしなきゃな、と。
誰かをサポートするような仕事でなく、
自分メインで、何かしようと
考え始めたわけです。
まるで、無理矢理ひねりだすように。
それは、おそらくウェブサービスとか、
そーゆーのをイメージしていたんだけど、
結局、気付いたら誰かのビジネスを
もっと大きくするためのお手伝いが
また、わーっと増えて、そっちにかかりきりで
いまだに「自分のビジネス」を持てないままです。
(いや、これがそうだと言えばそうかもしれないけど、何か違う)
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私はもともと「何をやりたい」という意志が乏しい。
まおちゃんに「これ、おもしろいよ」と紹介された
タイプ別性格診断をやってみたら、こんなイメージ↓↓↓で、
人生を生きたいと願った。違う人生を。
毎日、同じ場所に行き、同じ人々と会い、同じ仕事をしたくはなかった。
興味深い挑戦が欲しかった。 — ハリソン・フォード
まさに、そうだなって。
起業は生き方で、
人生を選択する自由を私は確かに持っているけど、
だけど、私は一般的な「起業家」「経営者」ではないし、
それを望んでもいない。
この中途半端な状態に、
悩んでたし、迷ってもいたんだけど、
でも、その反面、気に入ってもいた。
やっぱり、結論は出ないけど、
それでも、正直に生きればいい気がする。
好きなモノは好き。嫌いなモノは嫌い。
案外、シンプルかもしれません。
まみ
2015年6月17日